科学
土壌真菌がアフリカヨトウを駆除、農家に希望
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自然に存在する土壌真菌が、壊滅的な作物害虫であるアフリカヨトウを殺すことができ、東アフリカと南部アフリカの農家に新たな防除法の希望をもたらしている。
南アフリカの科学者レトディ・ルキ・マトゥルウェは、2025年4月にクワズール・ナタール州で発生した大発生の際にこの発見をした。
この地域の農家は、トウモロコシやソルガムなどの作物と、家畜の放牧用のキクユグラスに依存している。ヨトウの幼虫は主要作物を食べるだけでなく、牛を病気にする化学物質を放出し、食料安全保障と生計を脅かす。
この真菌は重要なギャップを埋める。化学薬品は初期段階の幼虫には効くが、成熟した個体群を効果的に殺すものはこれまでなかった。マトゥルウェの発見は、発生時に引き起こされるパニックを軽減する可能性がある。
農業省の昆虫学者であるマトゥルウェは、クワズール・ナタール州のキクユグラス畑で、白い物質に包まれた死んだ幼虫のサンプルを採取した。彼女はピーターマリッツバーグの研究室で真菌の役割を確認した。彼女のチームの研究成果は、査読付きの研究論文に掲載されている。
2017年の前回の発生では、ザンビアのトウモロコシ生産の最大40%が破壊された。2025年の発生は、2024年にインフレ率が736%に達したジンバブエと、同じく2024年に35%に達したマラウイの経済に打撃を与えた。
アフリカヨトウ(Spodoptera exempta)は、幼虫の時期に最も被害が大きいが、成虫の蛾になると移動性が高く、個体群が急速に広がる。
マトゥルウェは、この真菌を農家向けの製品にするにはさらなる試験が必要だと述べている。彼女は、この真菌が最終的に昆虫が引き起こす恐怖をなくし、次の発生時に作物と家畜の両方を守ることができると信じている。
情報源
- The Guardian World二次情報源
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