ウーバーとウェイブ、ロンドン初の自動運転タクシー免許取得
ウーバーとウェイブは、ロンドン交通局(TfL)から有料旅客を乗せて運行する自動運転タクシー用のミニキャブ免許を初めて取得した。運行開始は2026年夏後半の見込み。
ウェイブの人工知能運転ソフトウェアと周囲カメラ、レーダーを搭載したフォード・マスタング・マッハE15台には、自動運転システムに異常が生じた場合に制御を引き継ぐため、TfL認可のプライベートハイヤー運転手が同乗する。
両社によると、すでに10万人以上のロンドン市民が乗車待ちリストに登録している。
今回の開始により、ロンドンは世界の自動運転タクシー競争の中心に位置づけられる。ウーバーとウェイブは、グーグル傘下のウェイモや中国の百度(バイドゥ)のアポロ・ゴーとロンドンの街路での運行を競うことになる。
TfLは車両が安全基準を満たしていると確認し、監視を続け、乗客の安全が損なわれる恐れがあれば介入する用意があると述べた。同局の「ビジョン・ゼロ」目標は、2041年までに交通事故による死者と重傷者をゼロにすることを目指している。
ウェイブはアレックス・ケンダル氏が共同設立し、2018年から安全運転手を同乗させてロンドンで技術を試験してきた。試験中、車両がロンドン北部の混雑した道路を走行した際、安全運転手が介入を余儀なくされたこともあった。
運転手なしでタクシーを運行するには、ウーバーとウェイブは運転免許・車両庁(DVSA)から自動運転旅客サービス許可を取得する必要がある。
ウーバーは2020年に自社の自動運転開発を打ち切ったが、現在はアブダビのウィーライドなど世界各地の企業と提携している。ウェイブは日産と協力し、技術を自家用車に統合する取り組みも進めている。
免許取得のニュースはウーバーの四半期決算発表と重なった。同社は第2四半期の総予約額が580億2000万ドルだったと報告し、次四半期の収益はウォール街の予想を下回ると予測、今後数年間で自動運転車に100億ドル以上を投じる計画を示した。
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