豪州新車販売、EVとHVが約半数に
2026年第2四半期、オーストラリアの新車販売において電気自動車(EV)とハイブリッド車(HV)の販売台数が全体の約半数に迫った。ガソリン価格が再び1リットルあたり2豪ドル台に上昇したことが背景にある。オーストラリア自動車協会(AAA)が2026年8月2日に発表したデータによると、4月から6月にかけて、バッテリー式電気自動車(BEV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)、HVを合わせた市場シェアは過去最高を記録し、ガソリン車のシェアは過去最低となった。
この変化は全国の新車購入者に影響を与えた。BEVの販売台数は第1四半期の34,435台から69,414台へと2倍以上に増加。PHEVは過去最高の10.58%の市場シェアを達成し、HVも過去最高を記録したが、EVの急増によりその勢いは上回られた。従来型の内燃機関車両のシェアは、第1四半期の64.23%から最新データでは50.84%に低下。AAAによると、これは過去最低のシェアであり、四半期ごとの低下幅としても過去最大となる。
電動車両へのシフトは、2026年3月に中東情勢の混乱による主要供給ルートの混乱でピークに達した燃料価格の不安定さと重なった。連邦政府は3月30日に燃料消費税の引き下げに踏み切ったが、その軽減措置は日曜日に終了する予定で、ガソリン価格は再び1リットルあたり2豪ドルを超える見込みだ。2022年から追跡を開始したAAAのEV指数は、市場の劇的な変化を示している。かつて内燃機関車は販売台数の10台に9台を占めていた。
AAAは、BEV販売台数69,414台を「EV史上最大の四半期増加」と評価した。EV、PHEV、HVを合わせた市場シェアは新車販売全体の約半数に迫り、オーストラリアの化石燃料輸送からの移行における節目となった。このデータは、燃料費の上昇と政策介入が消費者の選択をどう変えているかを浮き彫りにしており、消費税軽減措置の終了はガソリン車需要への圧力をさらに強める可能性がある。
情報源
- The Guardian World二次情報源
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