科学

英国のジョドレルバンク望遠鏡、科学予算削減で閉鎖の危機

1 min read

英国のジョドレルバンク望遠鏡、科学予算削減で閉鎖の危機
Photo: Pawel Czerwinski · Unsplash
0 0
XWhatsAppTelegramLinkedIn

世界的に有名なラベル望遠鏡を擁する象徴的なジョドレルバンク天文台が、科学資金の大幅な削減により閉鎖の危機に直面している。英国の科学技術施設評議会(STFC)は、年間250万ポンドの助成金を取りやめることを提案しており、これにより施設は事実上閉鎖されることになる。この決定は、天文台のスタッフや研究プログラムだけでなく、その独自の能力に依存する広範な科学コミュニティにも影響を及ぼすだろう。

ジョドレルバンクの喪失は、英国天文学にとって壊滅的な打撃となる。なぜなら、ここは英国唯一の主要な電波望遠鏡であり、スクエア・キロメートル・アレイ(SKA)のような世界的プロジェクトにおける重要なプレーヤーだからだ。STFCが3月4日に発表した削減案は、今後4年間で8000万ポンドを節約するための広範な取り組みの一環である。ジョドレルバンクの所長であるマイケル・ギャレット教授は、天文台の閉鎖は「英国科学の心臓部を引き裂く」ことになり、天文学者の世代が訓練を受けられなくなると警告した。

ジョドレルバンクは輝かしい歴史を持ち、1957年のソ連のスプートニク衛星の追跡に貢献し、その後も数多くの宇宙ミッションや発見に寄与してきた。今回の削減案は、政府がスコットランドの新しい宇宙港に1億ポンドを約束したわずか数カ月後に発表され、資金配分の優先順位に不均衡があることが浮き彫りになっている。科学者たちは、ジョドレルバンクの閉鎖は宇宙科学におけるリーダーとしての英国の評判を損ない、将来の発見を妨げると主張している。

STFCの決定は最終的なものではなく、現在協議期間中である。科学者や活動家らは、天文台の教育的・文化的意義を強調し、政府に再考を促している。もし削減が実行されれば、ジョドレルバンクは2025年までに閉鎖される可能性があり、英国天文学には埋めるのに数十年かかる空白が生じることになる。

情報源

Report / request removal

関連

Comments

No comments yet. Be the first.