英国と欧州で約30年ぶりの劇的な日食
2026年8月12日、英国と欧州で劇的な部分日食が観測され、英国のほとんどの地域で太陽の90%以上が月に覆われた。この現象は英国夏時間の19時過ぎにピークを迎え、グリーンランド、アイスランド、スペインの一部では皆既日食となった。
英国と欧州の何百万人もの人々がこの世代に一度の現象を目撃し、観測場所には大群衆が集まり、歓声や拍手が起こった。天文学愛好家たちは、宇宙の「素晴らしさ」を再認識させる出来事だと語った。
今回の日食は、1999年以来英国で最も劇的なもので、英国のほとんどの地域で月が太陽の約90%を覆った。コーンウォールでは95%に達した。皆既日食の経路はロシアのシベリア北部から始まり、北極海を回ってアイスランドに夕方早く到達し、その後南へと進んだ。
部分日食は英国夏時間の18時頃にスコットランド北部で始まり、イングランド南岸では18時20分直前に始まった。イングランド中部・南部とウェールズの多くは晴天に恵まれたが、イングランド北部、スコットランド、北アイルランドは曇りだった。日食観測用メガネは品薄となり、眼鏡店や金物店、ベーカリーでも売り切れたが、人々はザルやシリアルの箱、紙を使って安全に観測した。
皆既日食は地球上のどこかで約18ヶ月に一度起こるが、特定の場所ではおよそ400年に一度しか起こらない。スペインでの皆既日食は2分未満で、観測者たちは太陽のコロナや紅炎と呼ばれるピンク色のガスのループを見ることができた。チリの科学者ヤスミン・カトリチェオはスペイン北西部のア・コルーニャを訪れ、「皆既の瞬間、皆が歓声を上げ、見ているものへの興奮を分かち合っていました。言葉では表現できない感覚でした」と語った。
太陽は地球から1億5000万キロメートル離れており、月の約400倍遠いが、月の直径は太陽の約400分の1なので、空では同じ大きさに見える。英国で次にこれほど大きな日食が見られるのは2081年で、その時は太陽の最大99%が覆われる。英国で次に皆既日食が見られるのは2090年である。
情報源
- BBC Science二次情報源
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