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スペースXのファルコン9、月面に時速8700kmで衝突へ

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スペースXのファルコン9、月面に時速8700kmで衝突へ
Photo: SpaceX · Unsplash
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スペースXのファルコン9ロケットの使用済み上段が、2026年8月3日に月へ衝突する。重さ4トンのロケット本体は時速約8700kmで衝突し、TNT火薬3トン分に相当する爆発を引き起こす。衝突によって、幅最大27メートル、深さ5メートルのクレーターができると予想される。

衝突は、8月3日6時34分(UTC)ごろ、月の西側の表側にあるアインシュタイン・クレーター付近で発生する。アメリカ大陸の望遠鏡を持つ観測者なら、数分間、噴出する破片の雲を目にすることができるかもしれない。

この上段は、2機の月着陸船を無事に送り届けた後、地球に帰還したり安定軌道に入るための燃料が不足していたため、放棄されていた。

プロジェクト・プルートのビル・グレイ氏が最初にロケットの軌道を計算した。2026年7月に発表されたプレプリント研究で、衝突の詳細が明らかにされた。

今回の衝突は、計画中の月面基地に対する宇宙デブリの危険性が増大していることを浮き彫りにしている。中国と米国は、NASAのアルテミス計画のもとで月面基地の建設を進めている。

「この種のことは、今後ますます頻繁に起こるだろう」と、ロスアラモス国立研究所の研究者で研究共著者のベンジャミン・フェルナンド氏は述べた。「こうした衝突事象が実際にどれほどのリスクをもたらすのか、理解する必要がある」とし、8月3日の事象を研究することで、直撃や閃光、放出される物質の雲による危険性を評価する助けになると付け加えた。

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