アマゾン、7月30日引け後に第2四半期決算発表へ クラウドと設備投資に注目
アマゾンは2026年7月30日の引け後に第2四半期決算を発表する。ウォール街は、巨額の人工知能投資に対する懸念が高まる中、クラウド収益と設備投資に注目している。LSEGがまとめたアナリスト予想によると、1株当たり利益は1.52ドル、売上高は1514億ドルを見込む。また、StreetAccountのデータによると、AWSの売上高は前年同期比で約31%増加する見通しだ。
今回の決算は投資家やハイテク業界全体に影響を与える。アマゾンは、AIインフラへの支出が精査されているいわゆるハイパースケーラーの一角だからだ。アルファベットの株価は先週、年間設備投資見通しを最大2050億ドルに引き上げたことで下落。メタの株価は弱い収益見通しを受けて9%下落した。一方、マイクロソフトの株価は好調な決算と2026年の設備投資計画の再確認により最大15%上昇した。
今回の決算が重要なのは、アマゾンの巨額のAI投資が、特に成長が加速しているクラウド部門で実を結んでいるかどうかを示すからだ。AWSの売上高は第1四半期に28%増加し、3年以上で最速の伸びを記録。第2四半期には31%の増加が見込まれ、前期の28%からさらに加速する見通しだ。
アマゾンの設備投資は第1四半期に442億ドルと前年比77%増加。FactSetのデータによると、第2四半期には493億ドルに達する見込みだ。同社は2月、2026年の設備投資が約2000億ドルになるとの見通しを示していたが、モルガン・スタンレーのアナリストは今年の設備投資を2180億ドルと予測。2028年には3180億ドルに達する可能性があるとし、コンピューティングリソースが逼迫したエコシステムと支出の緊急性の高さを理由に挙げている。
第2四半期、アマゾンは6月23日から26日にかけて恒例のプライムデーを開催した。例年7月の開催から、スケジュールの都合で時期を変更した。アドビによると、イベント期間中の全小売業者の米国オンライン支出は前年比約9.3%増の264億ドルに達したが、アマゾンは自社の売上高を公表していない。エバコアのアナリストはイベントを「まずまず成功」と評価。キーバンクの独自データではプライムウィークの支出は41.7%増加したが、前年の50.5%増からは減速し、前年ほどの勢いはなかった。
アマゾンはここ数カ月、カスタマーサービスや販売者支援部門で人員削減を進めており、先週には人工知能部門でも組織再編に伴う人員削減を発表した。同社はOpenAIやAnthropicとのクラウド・チップ提携を強化。4月にはメタにAWS Gravitonチップを供給する契約を結んだ。モルガン・スタンレーのアナリストは、これらの動きによりAWSがタスクあたりのトークンコスト最適化で優位に立つと指摘している。
情報源
- CNBC Top News二次情報源
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