宇宙
スペースXのファルコン9ロケット段、8月に月に衝突へ
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スペースXのファルコン9ロケット段が8月初旬に月に衝突する軌道にあると、デブリを追跡する天文学者らが発表した。2015年に打ち上げられたロケットの上段は、7年以上にわたり宇宙を予測不能に漂流しており、現在8月5日に月面に衝突すると予想されている。
この廃ロケット部品は月の裏側に衝突するため、地球からは観測できない。人や活動中の宇宙船に危険はないが、衝突は月の地質学や衝突の影響を研究する科学者に貴重なデータを提供する可能性がある。
この出来事は、増大する宇宙デブリ問題と軌道上の物体の追跡改善の必要性を浮き彫りにしている。ロケット段が月に衝突した例は過去にもあるが、事前に衝突が予測された数少ないケースの一つである。
ファルコン9は2015年2月、NOAAの深宇宙気候観測衛星(DSCOVR)を搭載して打ち上げられた。衛星を展開した後、上段は高高度軌道に放置され、地球、月、太陽からの重力摂動の影響を受けてきた。
地球近傍天体の追跡に使用されるプロジェクト・プルートーソフトウェアを運用する天文学者ビル・グレイ氏が、差し迫った衝突を最初に特定した。同氏は、ロケット段の軌道はカオス的で予測が困難だったが、衝突はもはや確実とみられると述べた。
スペースXは今回の衝突についてコメントしていない。この出来事は将来の月ミッションに脅威を与えるとは予想されていないが、宇宙デブリを軽減するための国際的なガイドラインの必要性を強調している。
情報源
- Engadget二次情報源
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