アマゾン株10%急騰、AWS成長率が18四半期ぶり高水準
アマゾン株は2026年7月30日の時間外取引で約10%上昇し258ドルとなり、6月初旬以来の高値を付けた。同社が発表した第2四半期決算が市場予想を上回り、アンディ・ジャシーCEOが大規模な人工知能(AI)投資の成果について詳しく説明したことが背景にある。 売上高は20%増の2000億ドルと、コンセンサス予想の1964億7000万ドルを上回った。営業利益は43%増の274億6000万ドルで、予想の235億7000万ドルを超えた。いずれもアマゾンが事前に示したレンジの上限を上回った。 高収益のクラウド部門であるアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の売上高成長率は37%に加速し、18四半期ぶりの高水準となった。売上高は422億3000万ドル。AI事業の年間実行率は250億ドルを超え、3桁の伸びを示している。AWSの受注残高は4960億ドルで、AIスタートアップAnthropicとの1000億ドルの協業が寄与した。 設備投資は第1四半期の440億ドルから第2四半期は531億ドルに増加。経営陣は通年の設備投資見通しを200億ドル引き上げ2200億ドルとした。主にメモリーコストの上昇が原因。アルファベットやメタ・プラットフォームズが最近の設備投資増加を受けて株価を下げたのとは対照的に、アマゾンの株価は上昇した。ジャシーCEOはアナリストに対し、データセンターのキャパシティが埋まるにつれて魅力的なリターンが見込めると説明。「数年先に、収益成長が設備投資の増加を上回るようになれば、結果として生じる収益、フリーキャッシュフロー、投下資本利益率は非常に魅力的だ」と述べた。 この急騰により、5月に始まった株価下落は反転した。5月にはAIインフラ投資の見返りに対する市場の再評価により、アマゾン株は275ドル近辺から7月27日には232ドルまで下落していた。決算の好調さとジャシーCEOの詳細な経済性の説明が信頼を回復させた。 第3四半期について、アマゾンは売上高を1970億~2020億ドルと予想。中間値の1995億ドルはコンセンサス予想の2039億ドルをやや下回った。営業利益は225億~265億ドルと見込んでいる。
情報源
- CNBC Top News二次情報源
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