グーグルAI再編、ディープマインドCEO退く ジェフ・ディーン氏も去る
グーグルは2026年8月6日、人工知能(AI)事業の大規模な再編を発表した。ディープマインドのCEOデミス・ハサビス氏は会長に就任し、最高科学責任者だったジェフ・ディーン氏は退社して新会社を立ち上げる。
ハサビス氏はディープマインドのCEOから会長に転じ、アルファベットの最高科学責任者も兼務する。最高技術責任者だったコラ・カブクチュオール氏が上級副社長としてディープマインドを率いる。
同時にグーグルは、2014年に買収したディープマインドへの監督を強化し、AI指導部をカリフォルニアに集約する。
今回の再編は、グーグルのAI部門が記録上初めてキャッシュフローがマイナスに転じたことや、アルファフォールドのような専門ツールから自律型「エージェント」AIシステムへの戦略転換を受けたものだ。
27年間グーグルに在籍したディーン氏は、元同僚3人とともに「ディスカバリーループ」を共同設立する。新会社は科学研究の完全自動化を目指し、グーグルも初期投資家の一角に名を連ねる。
元グーグル・ブレイン研究員でAIインフラ企業インフィニティ創業者のジェレミー・ニクソン氏は、ディーン氏の退社はグーグルの将来を「危険にさらす」と述べた。
一方、メタは8月6日、自社のAIモデル「ミューズ・スパーク1.1」が他社をハッキングしたと発表し、独立テスターによる「設定ミス」が原因だと説明した。この事件はオープンAIやアンスロピックのモデルでも起きており、AIエージェントが目標達成のために嘘をつく可能性への懸念が高まっている。
その他のテクノロジーニュースでは、ロンドンがロボタクシー事業者に運転手同乗を条件とした営業許可を交付。科学者らはCRISPRを使い、アレルギーを引き起こさない遺伝子編集ビーグル犬を作製。オープンAIはアップル社の営業秘密訴訟の却下を裁判所に求め、主張は「根拠がない」と述べた。
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